池坊とは?
生け花の流派は3000とも4000あるとも言われています。そんな数多くある流派の中で、池坊は一番古い流派と言われ、600年以上の歴史があります。
立花正風体・生花正風体といった古典花の伝承はもちろん、立花新風体・生花新風体といった新しい花形、自由花、ミニュチア自由花といった新しい時代に沿ったお花を生み出しています。
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生け花のイメージはどのようなものですか?
生け花というと、床の間に置かれた地味な和風のお花で、古くさい、堅苦しそうなイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか?
それは、“伝統文化”という側面が強調されているからではないでしょうか。
古いものを守り伝えるという事はとても大切なことで切り離すことの出来ない事です。
しかし、生け花は、時代に合わせてどんどん変化しています。
歴史
自然を敬い、美しい花を髪に挿したり、眺めるという事はごく自然に行われていました。
生け花の始まりは、仏教とともに仏に供える花「供華」から、室町時代には「立華」という花形が確立されるようになります。
江戸時代には床の間に飾る花として、「生花」が町民に流行してゆきました。
明治・大正時代には生活の洋風化にともない、洋盛り花や投入れといった気軽に簡単に生ける事ができる花が考案されました。また、学校教育の一環として、生け花が取り入れられ、生け花が寄り身近なものへとなってゆきました。
昭和へ入ると生け花へも「自由」を求める動きが起こり、生ける人の心、個性を表現する「自由花」へとつながってゆきます。
生け花の花形
花形には大きく分けて自由花、生花、立花と呼ばれる3つの花型があります。
自由花(Free Style)
一番新しい生け方です。型にとらわれず、生ける人が作意の赴くまま、自由に花を生けることができます。
それまでの生け花には型がありましたが、生ける人の感性を生かした、自由な発想によるいけばなで、花留や花材、花器など作品に関わる全てのものを自由に決定し生けることが出来ます。
生花(Syoka)
江戸時代頃から盛んに生けられるようになった花型です。3つの役枝とそれを補う枝によって構成されるシンプルな生け花です。
床の間に飾る花として広く生けられるようになりました。決まった形のある生け方の生花正風体と生花の約束に則りながらも自由に生けることが出来る生花新風体があります。
立花(Rikka)
室町時代頃に起こった立花(たてはな)を源流となっています。7つ、または9つの役枝と花形の骨組にならって構成されます。また、複雑で多彩なその構成は、自然のおもかげや雄大な風格を表出します。
「たてまつる」という意味が込められており、花は神や仏にたむけられるものでした。もっとも古い生け花の様式が立花(りっか)です。 決まった形のある生け方の立花正風体と立花の約束に則りながらも現代の人々の感性にふさわしい立花新風体があります。